プロジェクトの失敗は、上流で決まっている
IT投資への意欲は過去10年で最高水準にある一方、500人月以上の大規模開発で「予定どおり完了」したプロジェクトはわずか8.2%——これが日本のシステム開発の現在地です(出典:JUAS『企業IT動向調査2025』)。
失敗したプロジェクトを遡ると、原因の多くは要求の曖昧さ・前提条件の不備・PM不全といった「上流」に行き着きます。そして上流起因の欠陥は、工程が進むほど修正コストが膨らみます。
この構造問題は、発注側・受注側のどちらか片方のものではありません。要求を言語化できないまま発注が走り出すことにも、前提が固まらないまま受注してしまうことにも、同じ火種があります。だからこそ、上流を固める「型」が必要です。
8.2%
予定どおり完了した大規模開発
500人月以上の大規模開発のうち、工期・予算・品質を予定どおり達成できた割合です(JUAS『企業IT動向調査2025』)。
42.3pt
IT予算DI値は過去10年で最高
IT予算の増減見通しを示すDI値(2024年度計画)。投資意欲が高まる一方で、人材確保は難しくQCDは悪化しています(同調査)。
100倍
保守工程での欠陥修正コスト
上流(設計時)に見つけていれば1で済んだ欠陥の修正コストは、保守段階では100倍に膨らみます(IBM System Science Institute)。
作るべき成果物を、正しい順番で
Headwaterは、構想・企画から要件定義までの上流工程と、プロジェクトマネジメントの成果物を、依存関係の正しい順番で生成・管理する「成果物生成ナビゲーター」です。
作成した成果物はWord・Excelで書き出して、社内会議や社外提出の資料にそのまま使えます。
標準成果物カタログ
構想・企画からRFI/RFP・要件定義まで、上流工程で作るべき成果物を網羅した標準カタログを搭載。業務システム新規・レガシー刷新・インフラ・新規事業といったプロジェクト種別を選ぶだけで、その案件で作るべき成果物セットが過不足なく揃います。
依存関係にもとづくAI生成
成果物同士の依存関係が定義されており、上流から順に、作るべきものを正しい順番でナビゲート。依存する上流成果物を文脈として自動で注入しながら、AIが下書きします。
生成前のすり合わせ
生成を押しても、AIはすぐに書き始めません。品質を左右する「まだ決まっていないこと」「まだ足りない情報」だけを質問し、回答を反映してから下書きします。憶測で書かれた“それらしい文書”を防ぎます。
受入基準と育成レビュー
成果物ごとに「OKの条件」が明文化されており、充足・未充足をAIが一次判定。目的に照らして足りない点と直しどころまで指摘するので、レビューを重ねるほど、使う人の上流・PM力が育ちます。
プロジェクトマネジメント成果物
課題管理・リスク管理・体制・進捗といったPM成果物までを、同じ場所で生成・管理。上流ドキュメントと管理台帳の分断をなくし、プロジェクトの全期間を支えます。
受注前の見極め
提案の前提条件・スコープ・体制・リスクを受注前に明文化。顧客の要求の中で「まだ決まっていないこと」「確認が必要なこと」を、根拠付きの質問リストとして返せます。勝てない案件・作れない案件を、入り口で見極める目を組織に備えます。
「ドキュメントを速く作るAI」で終わらせない
多くのAI上流ツールは、個々のドキュメントを速く作ることに主眼を置いています。しかし、プロジェクトが失敗する原因は、文書作成の遅さではありません。Headwaterが目指すのは、プロジェクトを正しく進めること自体に再現性を持たせることです。
プロジェクトマネジメント成果物までカバー
要件系の成果物だけで終わらず、課題・リスク・体制・進捗などのPM成果物までを一つの基盤でカバーします。文書の出来が良くても、推進が崩れればプロジェクトは失敗するからです。
正しい順番・正しい抽象度で、飛ばさせない
成果物間の依存関係にもとづいて、必要なものを正しい順番でナビゲート。どの成果物で・どの抽象度で・何を決めるかまで設計されているから、構想から要件へ段階的に詳細化でき、「作るべき成果物の飛ばし」を仕組みで防ぎます。
目的に照らして指摘する
作った成果物を、その目的に照らして「足りていない点」までAIが指摘します。合否で終わらせないから、押さえどころが使う人に身につきます。
発注側と受注側、両方のための道具
プロジェクトの失敗原因は、どちらか片側にはありません。だからHeadwaterは、発注側と受注側、両方の上流業務を一つのプロダクトで支援します。
発注側(事業会社・情報システム部門・DX推進部門)
構想・ROI・RFI/RFPといった、発注側がやり切るべき上流成果物の作成と、要求の言語化を支援。「ベンダーに任せきり」から、自社が主導権を握るプロジェクト運営への転換を後押しします。
受注側(SIer・開発会社)
提案・受注前の前提条件・スコープ・リスクの明文化から、要件定義工程の成果物整備まで。PMの経験差による品質のばらつきを抑え、不採算案件の芽を受注前に見極める目を組織に備えます。
PMO・PM育成
標準カタログと受入基準そのものが「上流工程の教科書」として機能します。AIのレビューを受けながら成果物を仕上げる過程で、若手PMが型を身につける——PMO部門の標準化・定着の道具としても使えます。
発注側と受注側の両方を実務で知る、PMの専門会社が作っています
自社の業務システムとして、毎日使っている
Headwaterは売るために作ったツールではなく、当社自身のプロジェクトを回す業務システムとして開発され、毎日使われています。「現場で本当に使えるか」という問いに、自分たちが使い続けることで答え、改善し続けています。
発注側・受注側の「両面」を実務で経験している
発注側としては、大手事業会社のIT戦略部門に常駐参画し、ベンダー選定・RFI/RFP・検収の実務を担当。受注側としては、自社でも受託システム開発を手がけています。この両面性が、机上論ではない成果物の型とチェック観点を生んでいます。
プロジェクトマネジメントを「教える側」の専門会社
東京理科大学でプロジェクトマネジメントの講義を担当し、プライム上場SIerへの全社的なPM標準化・エンタープライズPMOの立ち上げ・法人PM研修も提供。PMの体系を言語化し続けている会社です。
ツールを売って終わりにしない
AIツールの成果は、インプットとゴール定義の質で決まります。導入コンサルティング・PMO伴走・PM研修まで一気通貫で提供できるため、「入れたが使われない」で終わらせません。
Headwaterに関するお問い合わせ
Headwaterのご利用・デモのご希望は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
特化型IT PMOサービスやPM研修と組み合わせた、上流工程の伴走支援もご提案できます。
導入形態・提供条件の詳細は、お問い合わせいただいたお客様に個別にご案内しています。